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執筆者の写真Foomins Chiris

Live At The Lyceum London 1984

更新日:2020年1月16日



W.A.S.P.が1984年リリースした1st アルバム『魔人伝』。

この盤をリリースした後に行ったライブが『Live At The Lyceum London』


「W.A.S.P.のカバーをやりましょい」という話が出てから

L.O.V.E. Machine TOKYOはこの『Live At The Lyceum London』の再現を

メインテーマにしてやってはおります。


まぁそれでも2nd アルバム『The Last Command』の楽曲も手をつけておりますが、

それはそれで、お客さんの聴き馴染みやノリを考慮して取り入れてやっております。


クリス役の自分も個人的に一番好きな曲は2nd収録の『Wild Child』です。

でもやっぱりこの『Live At The Lyceum London』は約1時間で1本のライブの中に

W.A.S.P.というバンドの蓄える情報量の多さ、あたまイカれっぷり、

まぁメンバーがとにかく好き放題やっております。


演奏面では狙ってやっているのか、わざとなのか

一生懸命再現しようとしている我々でも時々「???」と

なってしまうことが多々あります(笑)


とくにトニー・リチャーズのドラムは制御不可(笑)

ガチンコと適当が共存した変なプレイをかましています。

「ここフィルいれないで普通にやんのかい?」

「ここシンコペしてるのにここはアタマなのかい?」

こういうのが多くて中々思考が掴めないドラマーです(笑)


我が家のクッシー・リチャーズ、

元来彼のオリジナルバンドBRUNET BULL

他に参加しているバンドにおいても

ごっついパワープレイの中に、メンバーをしっかりと導く

親切なドラムを叩くタイプなのですが、そんな彼も

「なんだよこれ!本人わかってやってんのかな?」なんてよくつぶやいてます(笑)


次にランディー・パイパーといえば、

そのパフォーマンスは凶人集団の一角を担うだけあって

もちろんイカれてはいるのですが、実はバンド内でも重要な仕事をテキパキとこなしています。自分のアピールポイントはしっかり誇示しつつも、堅実な演奏とブラッキーに負けない歌いっぷりで積極的にコーラスを取りに行きます。

かゆいところに手が届く仕事人気質です。

恐らくこの人がW.A.S.P.のフロントマンとして一番優秀!


はい!そしてクリス・ホルムズはおバカ担当、

この人はまぁこれでいいんだと思います。

実際、自分はこの強烈で超頭悪いキャラクターに惚れ込んだし!

『I Wanna Be Somebody』のレコーディング当初は3連譜が正確に刻めず

2トラック分のバッキングはランディが弾いていたとか?(笑)

現在61歳ですが、今もフランスに移住してHMしてます。

関心したのはギタープレイに関しては......衰えなし、進化もなし(笑)

きっと1984年の頃から自我を確立していたのでしょう。。。

まぁその自我に対する世間の需要の有無はさておき😅


そして真打ブラッキー・ローレスはやはりすごいですね。

強烈なキャラクターと、しゃがれているけど透明感ある声とかなり攻めれる高音域、

当時のムーブメントの中でも個性ありすぎでした。

初めて見る人でもきっとW.A.S.P.は彼のバンドなのだということは、

間違いなく察知できるでしょう?

とにかく自分のやることの一挙手一投足にものすごい自信を醸し出しています!

あんな邪悪な歌い方しながらなのに、ベースもかなり上手い!

自分の先輩がたでも“ベーシストとしての彼も好き”という人、かなりいます。


超絶テクニカルバンドではありませんが、

愛を持って言わせてもらいますが

“奇天烈ウマヘタバンド”としてデビューした第1期、

『Live At The Lyceum London』はバンドの

そういったコンセプトがはっきりと具現化されたアクトだったなぁ。

W.A.S.P.は完全に後追いの自分でしたが、

この映像はめちゃくちゃ観まくりました。

さぁこのブログを読んで気になった方は、

おおっぴらに言えませんが“ブーブーブ(自粛表現)”でも

観れはする(?)のでぜひともどうぞ!

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